債務整理後でも住宅ローンは組める?審査は通らない?

債務整理後で一番組めなくて困ると言われるのが、フラット35などの住宅ローンではないでしょうか。
ローンの支払いを終えている住宅であれば、何の問題もありません。

ただ、債務整理を行う殆どの人は、払いきれていないケースである方が多いのが現実です。
家を手放すことになってしまった、という人は少なくありません。

債務整理の種類で決まるのですが、ブラックリスト扱いされていなければ、同じ所での住宅ローンは組むことはできなくとも、違う金融機関であれば対応してくれる可能性はあります。

ブラックリストに登録されるほどの手続きを行った場合、例えば任意整理や自己破産をしてしまった場合は、5~10年間が経過するまでは審査に通るのは無理だと思ったほうがいいでしょう。

一括払いであれば問題はないのですが、不動産購入でそんなことが出来る人は一握りしかいません。
そもそも法的手続き後に、そんな大きい買い物が出来る余裕はないでしょう。

手続きをしてしまったという場合であれば、住宅ローンはもう諦めたほうが懸命かもしれません。
どうしてもマイホームがほしいという場合は、その後5~7年に預金をして頭金を用意しておいたほうが懸命といえるでしょう。

債務整理後はどうしてもお金に関する信頼は地に落ちてしまうので、現実を受け止めて質素な生活を心がけていくことが大切なのです。

またしっかりとした社会人に戻るための準備期間だと思って、新しい生活に向けてお金を貯めることを考えていってください。

参考:債務整理ソウダ!

債務整理後、何年後から住宅ローンが組める?

債務整理の額の大きさにもよりますが、手続きを行うと、融資を受けることや住宅ローンを組むことができなくなる事故者扱いとなります。
ブラックリストになってしまうと、二度とお金を借りられなくなるのでは、と心配されている方もいるかもしれません。
一般的には債務整理後、5年経てばもう一度融資や住宅ローンを受けることができるようになります。

もっと時効は早くならないのかと思うかもしれませんが、ブラックリストに載ってしまうと早くて5年~7年、長いと10年間ほど使えなくなるのが実状です。
一度借りたお金を返しきれなかったという事実があることで信用を失うことになってしまうのです。

過払い金請求などで全額返すことができれば、それが一度ぐらいであれば、ブラックリストに乗らないこともあるので、少しでも返すのが辛いと感じたら早めの債務整理をすることをおすすめします。

時効がすぎれば、融資を受けることができるとは言いましたが、やはり情報は一度流れてしまっているので、信用が持てないと相手にされないこともあります。
そういったケースはしっかりと預金をためておくことで、信用回復ができることになります。

もう一度融資を受けたいという方は、しっかりとこの期間を受け止めて、住宅ローンのない生活の中で、一から働き直して預金をコツコツと貯める生活を行っていくといいでしょう。
もし、ブラックリストになってしまって一度なくした信用を取り戻そうとするのであれば、もう二度と同じ間違いを繰り返さないようリハビリの期間だと思って債務整理後の生活を送ってください。

住宅ローン中の債務整理は個人再生がおすすめ

最後に、個人再生という仕組みを紹介して終わりにしたいと思います。
個人再生は、その名の通り、問題を抱えた個人を再生させようとする債務整理方法です。
この制度は、2001年から始まった制度ですので、知らない人もいるかも知れません。

ゼロから再スタートをきれる、自己破産と似ている債務整理の方法です。
もちろん、違いはあります。

自己破産との大きな違いは、住宅ローン条項があり、マイホームを手放さなくてもよい可能性が残る点です。
自宅を手放したくない人には、うってつけの債務整理方法と言えます。

住宅ローンの残っている家を残したまま、それ以外の借金を免除できるので、自己破産より画期的で魅力的な制度と思いがちです。
そもそもこの制度の利用には、将来にわたって安定した収入が必須条件です。

これは個人再生の性質によるもので、借金をチャラにするのではなく、減額して3年間のうちに払わせようという仕組みなのです。
その3年間の計画がうまくいった場合には、それ以降の債務を免除しようとするものです。

また5000万円を超える借金がある場合には、このは利用できないという制限もあります。
個人再生の依頼を弁護士にした時点で、債権者からの利息はストップします。
そして、借入の総額が減額されて、3年間の返済計画に組み込まれます。

ただ、自己破産と同様に、債務整理である以上は、ブラックリストに掲載されてしまうので、以後の住宅ローンを組んだり、クレジットカードの発行は困難になってしまうことでしょう。
お金は上手に使っていかなければなりません。

これまで見てきた個人再生は、お金で人生が崩壊してしまうという事実があるからこその、制度であり救済なのです。
人生が危機的な状況にならないように努め、毎日を正しく過ごしていかなければならないのです。